目に見えない”心”についての記事を書くことで、少しでも生きていく上での気づきにつながればと思い、ココロノネットを立ち上げました。
皆さんには「居場所」と呼べる場所がありますか?それは家族の中であったり、友だちや恋人との関係かもしれません。
それでは「心の居場所」はどうでしょうか?心の居場所、という言葉を聞くと何を思い浮かべるでしょうか?
「心の居場所」とは?
心の居場所、という言葉は、1990年代の子どもの不登校問題の中から出てきた言葉のようです。
大人にとっては子どもが学校に復帰をするということをゴールとしても、不登校の子どもはそれを望んでいないかもしれません。
子どもが望んでいるのは、自分の存在感を実感できて、精神的に安心できる場所=心の居場所なのではないか、ということが言われるようになったのです。
これは子どもに限らず、大人にとっても必要な場所ではないでしょうか。
つまり、心の居場所とは、
- 自分が自分らしくいられる場所
- 気持ちが落ち着いて、安心できる場所
であると言えるでしょう。
あなたにとっての「心の居場所」は?
考えてみると、「居場所」と「心の居場所」は必ずしも一致しないこともあるのではないでしょうか。
たとえば家族は居場所の1つかもしれませんが、心の居場所と自信をもって言えるでしょうか。
家族の関係はお互いの距離が近いからこそ、助け合える部分もありますが、一方でうっとうしく思うこともあると思います。
それだけなら良いのですが、暴力を振るわれるのでは、安心できる場所ではありません。
また親の前では1つ仮面をかぶらなければ接することができない、というのも、自分らしくいられないことを意味しています。
もちろん自分らしく、そして安心できる関係があれば、その人といることが、心の居場所だと思います。しかしそんな人が見つからないからと言って、心の居場所がない、と嘆く必要もないと思います。
心の居場所は、自分自身が作り出すのでも構いません。つまり、自分らしくいられる場所は自分で作れば良いですし、安心できる環境は自分だけで作っても良いのです。
たとえばそれは芸術や創作の世界に没頭する、と言うことがあると思います。誰かと比較したり、認められようと思ったりせずとも、自分の中に落ち着く世界を作り出せば良いのです。
そうやって落ち着いて、自分らしくいられる心の世界を持っている人は、自然と輝き始めることができます。輝いている人のもとには、いつの間にか人が集まってくるようになります。
そして、そこが自然と「心の居場所」になっていくのではないかと思います。時間はかかるかもしれませんが、少しずつ自分らしくいられるものを見つけていけば良いのです。
まとめ
今日は「心の居場所」という言葉について考えてみました。
居場所は実際の人との関係の中にあるものですが、心の居場所は実は自分の心の中にあるのではないでしょうか。自分の心の中に、自分らしくいられる気持ちがある人は、自分を肯定できます。
誰かと一生懸命繋がろうとして疲れてしまった人は、まず自分の心の中で、自分を認めてみましょう。
自分で自分を認められること、ここから心の居場所探しは始まることでしょう。
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