”ショーを楽しむように”という比喩の誤解と真の意味とは? – 本当に安心して楽しむために

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心・心理学

日々ますます世の中の動きは加速し、大変革を間近に感じられるようになってきました。一方でなかなか表舞台では、まだしっかりと出てこない真実もあります。

そうした状況に対し、今は”ショーを楽しむ”ことに専念すればOKといった言葉を聞いたことがあるかもしれません。皆さんは、今の世の中の状況をショーとして楽しめているでしょうか?

ハラハラすることも含め楽しめていれば良いのですが、次々起きる出来事に一喜一憂して逆に疲れてしまってはいないでしょうか。

その原因は、”ショーを楽しむ”という言葉の捉え方の問題があるかもしれません。今回は、この”ショーを楽しむ”という比喩について、その意味を掘り下げて考えてみたいと思います。

これは以前書いた、真実を知ったからこそ出てくる悩み、の1つとも言えるでしょう。後半では、安心して”ショーを楽しむ”ために意識すべき点についても書いてみました。

”真実”を知ったのになぜ悩みは尽きないのか? – 知ったからこそ生まれる悩みとその対処法

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”ショーを楽しむ”はずが不安になってしまう人の心理とは?

アライアンスと言われる人たちから、表の社会においては様々な出来事が起き、それが一見ネガティブに見えても、今は”ショーを楽しむ”ことに専念してほしい、という言葉を聴くことがあります。

この発言の意図としては、表舞台で行われていることは、既に裏で仕組まれたシナリオ通りに動いているだけだから、あまり真に受けないでほしい、というところだと思います。

確かに、裏では仕組まれた”ショー”が表で起きている、という比喩はしっくりきます。そしてその説明を信じられる人は、安心して楽しむことができるでしょう。

しかしそうは言っても、真実がなかなか分からない中で、”ショー”だと思っているものが、実は真実なのではないか?と疑い始めると、途端に不安な気持ちが湧いてきます。

”ショー”だと言われていることが実は真実だ、と主張するような発信者もいますし、調べれば調べるほど、どれがショーなのか分からなくなる人がいるのです。

こうした人たちの心理を考えてみましょう。

まず最大の原因は、そうした人たちが自分軸で情報を集められていない点です。情報を集める上での自分軸とは、自分の中に世の中の動きに対する見立てがあるということです。

ただ受け身で情報を集めるのではなく、この方向に世の中は動いており、多少おかしな出来事があったとしても、それこそショーの一部だと俯瞰して見られる視点を持っていることが大切です。

この点はあらゆる場面で言われていることなので、既に耳にタコができている人もいるかもしれません。

ただもう1つ大事な点があります。それは”ショー”だと捉えているものの視野が狭いのではないか、ということです。

ショーが繰り広げられているのは、政治界・経済界など、大きな社会的な出来事の中だと捉えがちです。

しかしショーの舞台はもっと大きなものと捉えるべきではないでしょうか。つまり私たちの生きている、まさに一般の生活の中もショーの一部である、という感覚が必要です。

よく見聞きする例ですが、社会の動きや健康のことは真実を追求しようとするのに、娯楽のことになると、途端にDSの思うつぼになっている人がいます。

明らかに洗脳のために作られているアニメや映画などに、”真実に目覚めている”と言っておきながら、あっけなく術中にはまっているのは、”ショー”の視野が狭いからとしか言いようがありません。

ショーは私たちの社会、たとえば仕事、お金、教育、娯楽…あらゆる人間の営み全てが当てはまるのです。

この視点がないと、自分は俯瞰してショーを見ているつもりで、しっかりショーの中に巻き込まれ、前後が分からなくなってしまうのです。

”ショーを楽しむ”の真の意味を考える

さて、ここまで見てきたように、ショーの舞台は多くの人が考えているよりも広いものと考えておくのが良いのではないでしょうか?

そう考えると、”ショーを楽しむ”という意味合いも変わってくるはずです。

つまりショーとは、政治という舞台で起きていることだけではなく、人間が作り出している幻想の世界のことを指しているのです。

当ブログでは、こちらの記事で詳しく書きましたが、人間が社会を成り立たせるために、実体はないはずの政治や法律、教育や科学などを現実があるかのように考えるようになりました。

しかしこれは目に見えないものを実体化しなければ他者と価値観の共有ができない、3次元世界の特徴の1つなのです。

それが幻想と呼ばれるもので、おとぎ話の世界と言っても良いでしょう。

コロナは”感染対策”が絶対安心のための要である、というヘンテコなおとぎ話の世界であることは、真実を知った人ならすぐにピンと来るでしょう。

しかし私たちが朝起きて仕事に行く、ということも、おとぎ話の世界と言えないでしょうか?

朝、出社しないといけない、というおとぎ話の世界を共有しているから、誰も何の疑問も持たずに、電車に揺られて、朝早くから会社に吸い込まれるように向かうのです。

これも、たとえば朝から働かなくて良いくらいお金のある人からすれば、滑稽で仕方がないショーの世界に見えるはずです。

つまりは、3次元世界に身体を置いているかぎり、全てはショーの世界にいることを自覚すべきなのです。

この視点がないと、自分から遠い政治の世界での出来事は、ショーのように見られたとしても、それが私たちの身近に迫った話になると、途端に現実だと錯覚してしまいます。

自分から近い・遠いは関係がありません。私たちの周りにある、人間が作り出したあらゆるものが、幻想=おとぎ話=ショーの舞台なのです。

そして”ショーを楽しむ”とは、そうした社会のおとぎ話を、1つ上の視点から眺めて楽しめる、そういった視野を持つことだと、私は考えます。

幻想の世界を俯瞰できる視点、それこそ5次元の思考ではないか、と思っています。

安心して”ショーを楽しむ”ために

ここまで”ショーを楽しむ”とは、単に表舞台で起きていることを見物する、という意味にとどまらず、この3次元世界が幻想=おとぎ話の世界だという視点を持つことではないか、と述べてきました。

最後に、そういった視点を持って安心して”ショーを楽しむ”ために、私が必要だと感じることを2点に分けて書きました。

現実などない、どちらに転んでもショーの世界

いきなり結論から述べますが、「”現実”などない」という感覚を持つことをおすすめします。

以前、このブログでも紹介した江戸川乱歩の言葉、「うつし世はゆめ 夜の夢こそまこと」の精神を思い出してほしいのです。

どこかで、「起こりそうにないことが夢、起きそうなことが現実」だと思っていませんか?

よくあるのが、この先の未来は本当にGESARAが発動するのか、実はグレートリセットが進んでいて、超管理社会になってしまうのではないか、と不安になっている人がいます。

この人の心理を考えると、現在の状況を見ると、グレートリセットが起きる方が”現実”で、GESARAが”夢”の世界なのではないか、と思っているように見えます。

しかし私がずっと言っているのは、GESARAが発動される未来も、グレートリセットが起きる未来も、全てが幻想の世界=おとぎ話の世界に過ぎない、ということです。

人間が作り上げる政治的な仕組み、金融の仕組みには実体はありません。だとしたら、”現実”があるなどと考えず、どっちのおとぎ話が好きですか?というだけの話になります。

私は間違いなく、お金の心配が要らないGESARAのおとぎ話の世界に行きたいと思っています。それだけのシンプルなお話です。

極論すれば、私自身がどう考えるが世界のすべてであり、私が世界を作り出しています。それは仏教など、様々なスピリチュアルの世界でも言われている通りです。

どこに行ってもおとぎ話=ショーの世界ならば、自分の観たいショーを選んで楽しめば良いのです。ただ1つの”現実”を見つめる、などという考え方は、早く捨てましょう。

頭より感覚、ユーモアの精神で

この世界が全てショーだと感じられるようになるには、頭よりも感覚を磨くことをおすすめします。頭で考え始めると、途端に視野が狭くなり、また2項対立的な見方になります。

2項対立とは、つまり「真か偽か」とか「夢か現実か」など、どちらか白黒つけたくなってしまうような思考です。

それよりは、感覚を鋭利に磨き上げる習慣をつけるのがおすすめです。何が真実で何が嘘なのか、それは直感を磨くことで、見抜くことができるようになるものです。

もっと柔軟になるためには、ユーモアの精神も大切でしょう。たとえば先ほども取り上げた、朝の通勤の時間帯を見てみてください。

なぜ出勤している人たちは、たった1台のバスに列を成しているのでしょう。そんなにそのバスに乗りたくてたまらないのでしょうか。

「そのバスに乗ると楽しいところに行けますか?」と聞いてみてください。多くの人が、「は?」と言う顔で見返すだけでしょう。

しかし面白くもないこと(=仕事)をするために、列をなしているなど、滑稽極まりない光景に見えては来ないでしょうか。

そうした目線で世の中を見てみると、可笑しくてたまらないことだらけです。

「世の中の矛盾を訴えたい」という人たちは、怒りのパワーでしかめ面だったりします。しかしもっとユーモアの精神も持ちながら、世の中を見てみると、違った見え方がするかもしれません。

今回紹介した内容も踏まえつつ、ぜひショーの世界をゆったりと、でもしっかりと見届けてまいりましょう。

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