波動やエネルギーの世界は目に見えないため、なかなかイメージしにくいという人もいるかもしれません。しかし波動の違いは、人間同士の棲み分けをもたらすことで、可視化されます。
波動による棲み分けが分かりやすく描かれているのが、日本の映画シリーズ『男はつらいよ』です。自由気ままな寅さんの世界と、社会の中に生きるとらやの世界の対比が物語の軸になっています。
さてそんな『男はつらいよ』シリーズの中で、波動の高い人の特徴を端的に示すシーンがあります。
今回は『男はつらいよ 柴又より愛をこめて(第36作)』のシーンから、波動の高い人は大人にも子どもにも見える、という特徴について書いてみました。
寅さんと波動 – 『男はつらいよ 柴又より愛をこめて(第36作)』より
日本の映画シリーズ『男はつらいよ』は、フーテンの寅さんが旅先でマドンナに恋をする物語であり、故郷の柴又にあるとらやでのドタバタ劇が描かれます。
その裏側には、社会の枠に当てはまらない高い波動で生きている寅さんと、昭和の日本の典型的家庭(3次元世界)で生きるとらやの人たちとの棲み分けが描かれています。
3次元の世界では、世間体に一切とらわれない寅さんは”はみ出し者”ですが、「風の向くまま気の向くまま」に生きている寅さんこそ、人間本来の5次元の波動で生きているのです。
※詳しくは以前のこちらの記事に書きました。
さてシリーズ第36作『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』では、寅さんの波動の高さを示しているのではないか、と思われるシーンがあります。
『二十四の瞳』のオマージュである本作では、寅さんは式根島に向かう船の中で小学校の同窓会に向かう若者たちと出会います。
島では真知子先生(栗原小巻さん)が出迎えるのですが、その中に寅さんも混じってしまいます。「あなたは…誰だったかしら」という先生に寅さんは「寅ちゃんです」と答えて、周りは大爆笑します。
寅さんを演じた渥美さんは、当時還暦近かったため、とても同級生に見間違えることはないはずなので、笑いが起きたのです。
後のシーンで真知子先生はとらやに訪れて、寅さんやおいちゃん、さくらとともにこの時のことを回想します。
そこで真知子先生は「あの時、寅さんが本当に若者に見えた」と語ります。そして寅さんが子どものようにも見えるし、偉い大人のように見える時もある、と語るのでした。
さりげないシーンなのですが、ここに寅さんの波動の高さを読み取ることができるように思います。
波動の高い人は大人にも子どもにも見える!?
『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』で、寅さんが子どもにも大人にも見える、と語られたのは、まさに波動の高い人の特徴を端的に示したセリフであると感じます。
波動の高い人は、子どもの側面・大人の側面の両方を併せ持ちます。
まず波動の高い人は、子どものような純粋な心を持っています。本来の人間は5次元の波動を持っているはずですが、大人になるにつれて社会に組み込まれて波動が下げられていきます。
『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』でも、甥の満男(吉岡秀隆さん)が「おじさんは世間体とか気にしないもんな」と語るシーンがあり、純粋な心のままに生きている寅さんを羨ましく思っています。
波動が高いまま生きている寅さんは、どこか子どものようなところがあり、子どもや知的水準の高い”インテリ”(純粋で、尊敬はされるものの人に理解はされない)と心が通うのです。
一方で子どもの年齢では持っていない、大人の俯瞰した視点を同時に持っています。それは人生経験の中で培ったものとも言えますが、真理を見抜く目を持っているのです。
高い波動を保って生きている人は、魂が開かれた状態(チャクラが開かれているとも言う)でこの世界を見ています。
3次元の波動で生きている人たちとは、見えているもの自体が異なるため、驚くような俯瞰した視点を持つのです。
このように子どものような純粋な心と、大人の俯瞰した鋭い視点を同時に持ち合わせるのが高い波動の人の特徴なのです。
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