社会的な分断が生まれるのは人間の世界だけ!? – プラトンの洞窟の比喩から考える分断と棲み分け

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心・心理学

「次元が上がる」ことは様々な角度から説明ができます。1つの考え方として、”分断の世界から棲み分けの世界へ”というのが次元上昇の1つのキーワードとなります。

「この世界はおかしい。」「いや、あなたの頭の方がおかしい。」と罵り合っているのをSNS等で見かけたことはないでしょうか。

これがいわゆる”分断の世界”ですが、地球全体を見渡すと、分断が起きているのは人間の世界だけに思われます。

今回はなぜ人間だけ分断が起きるのか、について考えた後、自然界の法則性に沿った”棲み分け”の生き方について考えてみたいと思います。

今回もプラトンの洞窟の比喩を題材に考えてみることにしました。

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プラトンの洞窟の比喩から考える”分断の世界”

目覚め”や”次元上昇”に関して説明する際に、プラトンの洞窟の比喩はとても示唆に富んでいます。洞窟の比喩のお話をご存しない方は、まず以下の記事から先にお読みください。

分断”にも様々あり、政治的な左右の違いや男女観など様々なテーマがあり得ます。その中でも、社会の違和感に気付いた人・気付いていない人の分断を取り上げて考えてみます。

プラトンの洞窟の比喩に当てはめると、両者は以下のようにまとめられ、上の図の<洞窟の中>の人たちです。

  • 影絵を真実と思いこむ人=全く社会のおかしさに気付いていない人たち
  • 松明で影絵が作られていると気付いた人=社会のおかしさに気付いた人たち

両者は、”真実”と思えるものが、影絵なのか影絵を作り出しているカラクリなのか、ということをめぐって言い争いが起き、それが分断を生み出します。

この両者の間でも、そもそも見えている世界が全く違うため、違う周波数を生きているとも言えます。ですので両者が分かり合えるということはかなり困難です。

分かり合えないのになぜ言い争いをやめることができないのでしょうか?それは両者が同じ<洞窟の中>の世界に住んでいるからです。

洞窟の中の世界とは、人間が作り出した社会、と言い換えても良いでしょう。そして社会とは、そもそも実体のない幻想の世界です。

幻想とは、法律や科学、政治など、本来は目に見えない考え方やルールなどを、人間が決めたものです。幻想はただ生存のためには不要なものですが、社会を成り立たせるには重要なものです。

幻想は「これをルールとする」など、もともと誰かが考え出したもので、どこまで行っても恣意的なものです。

それゆえ、おかしなルールや不正が生じやすく、そうした不正や闇を”洞窟のカラクリ”として暴こうとするのです。

しかしもっと俯瞰して見た時、<洞窟の中>=幻想によって成り立つ社会の範囲しか見えていない人たちの集まり、と言う点で両者は共通しています。

お互いの周波数は違うものの、見えている世界の範囲と言う意味では<洞窟の中>だけであり、<洞窟の外>に出ない限り、争いをやめることができないのです。

洞窟の中は”分断”、外は”棲み分け”

では<洞窟の外>はどうなっているのでしょうか?洞窟の外には真実の世界があり、真実の世界とは自然界であり、地球・宇宙が広がっています。

そして私たちが目に見えていないエネルギーの世界があります。自然界はエネルギーや波動など、私たちには見えていない法則性で動いており、それによって生かされています。

こうした自然の法則性は、人間が作った不完全な幻想とは異なり、もともとあった完璧なものです。この完璧な仕組みによって、自然界では周波数による”棲み分け”が起きます。

私たちが人間の作り出した分断の世界から脱するには、<洞窟の外>に出て、自然の法則性=棲み分けの世界と調和することだと考えます。

私たち人間の場合、その方法は自らの魂から発する声を聴き取ることです。私たちも自然と繋がっていますので、私たちの身体の中に棲み分けを感じ取るための手段が備わっているのです。

そして<洞窟の外>の視点に立った時、<洞窟の中>の幻想を俯瞰して見ることができるため、ショーとして見ることができるようになります。

エネルギーや波動と言うとスピリチュアルのように感じるかもしれませんが、視点が1つあがることによって、人間の世界の見え方も変わってくるので、とても重要なものなのです。

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