以前の記事では「お金がたくさんある」と「お金の心配がない」については、全く別の心の状態であると書きました。
「お金はたくさんあった方が良いのではないか」と思うかもしれませんが、ある・ないの軸を行ったり来たりする限り、実は本当の平穏は訪れません。
今回見かけた記事では、アメリカにおける若者世代の経済状態を表す新たな言葉として、HIFIというものがあるそうです。
この言葉も「お金がたくさんある」と「お金の心配がない」の違いを理解するのに良い材料ではないか、と思いました。
HIFIとは?

アメリカの経済状態を表す最新の略語としてHIFI(High Income, Financially Insecure)という言葉があるそうです。
直訳するならば、「高所得なのに経済的に不安定」という感じでしょうか。
ミレニアル世代(誕生年が1981年以降で2000年代で成人または、社会人となる世代)、Z世代(誕生年が1996年以降の人々)と呼ばれる若者世代が多くを占めているそうです。
彼らは富を誇示したがる傾向にあり、いわゆるセレブの流行のようなものを追いかけるとのこと。しかし実際に贅沢をしながら生計を立てるのは困難で、経済的な将来を苦しめると締めくくられています。
コロナ時にオンラインショッピングを使うようになり、支出が一気に増えたのに戻っていないことや、高騰する住居費や食費を捻出するのに苦労しながらもレクリエーションに費用を割いているようです。
高い収入を得ながら、変化する経済状況やライフスタイルについていけず、支出に翻弄されているというところが特徴的に思えます。
「お金がたくさんある」としても幸せにはなれない?
果たしてHIFIと呼ばれる人たちは、「お金がたくさんある」ことで幸せになっているのでしょうか?
トレンドを追いかけることや、贅沢ができることに喜びを感じている人もいるでしょう。しかし次々と変化する欲望を追いかけ続けることは、虚しさや疲労感が付きまとうはずです。
何より、高収入でありながら、増え続ける支出のために、経済的に不安定な状況にあると言うことは、常にお金があるか・ないか、という両極を行ったり来たりすることになります。
これはお金を追いかける生き方であり、お金を巡ってピラミッド構造に縛られる3次元的な生き方にほかなりません。
HIFIが示すように、3次元世界ではお金と生き方が密接に結びつけられてしまうところに、構造的な搾取があると言えます。
「お金の心配がない」の精神こそ5次元世界の生き方

ココロノネットではたびたび書いてきた「お金がたくさんある」のと「お金の心配がない」の違いがここにも見られるのではないでしょうか。
「お金がたくさんある」と言う考え方は、お金が自分の行動を決める指標であり、お金の有無によって自分の行動が変化してしまいます。
一方で「お金の心配がない」人たちは、お金があるか・ないか、は重要なことではなく、「お金がないと心配」「将来が不安」など、お金に縛られた考え方をしていません。
あくまで価値があるのは自分自身であり、お金は後からついてくるもの、という考え方です。
HIFIと呼ばれる人たちが追いかけているセレブの人たちも、おそらく「お金がたくさんある」上で、「お金の心配がない」からこそ平穏な暮らしができているのではないか、と推測します。
仏教の考え方に「中道」がありますが、お金がある・ないの真ん中を取る、と言う意味ではなく、自分にとって適した選択を取る、というのが中道のあり方です。
自分自身の価値に応じたお金が集まってきますので、中道の考え方を見ても、お金より先に自分があることが分かります。
こうした5次元的な考え方は、お金に縛られた3次元世界でも持つことができます。しかしGESARAの本格始動により、誰しも生活できるお金を手にした時、真に「お金の心配がない」世界がやって来ます。
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