科学信奉の人が目覚めるために必要なこと – ”科学で説明される世界”は人間社会だけ!?

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心・心理学

目覚め”にはきっかけが必要になるものです。コロナや政治的な出来事など、社会的な出来事から何かがおかしい、と感じる人が多いでしょう。

しかし社会的なことに詳しい、あるいは論理的・科学的な物の見方ができる人ほど、なかなか社会的な出来事からは目覚めないことが多いものです。

さらには、科学的な考え方を信じ切っている=科学信奉の人は、さらに目覚めにくいと考えられます。では科学信奉の人が目覚めるために必要なことは何でしょうか?

今回の記事では、”科学”と私たちの社会、そして世界との関係を俯瞰しながら、科学信奉の人が目覚めるために必要な要素について考えてみました。

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科学信奉の人が目覚めにくい理由は?

科学信奉の人、あるいはそこまでいかなくとも、科学的に理解できないものは一切信じない、と言う人は周りにも出会ったことがあるのではないでしょうか?

科学は、本来真実・真理の探求をするものなので、科学的な態度を一切否定するつもりもありません。しかしなぜ真実・真理を求めながらも、”目覚める”というところに至りにくいのでしょうか?

ここで言う目覚めとは、社会の枠組みやその違和感を俯瞰し、その外側の世界(地球、宇宙全体のあり方)に目を向けることを指しています。

科学と言う枠組みの”安心感”

科学信奉に至る、ということは、科学に頼りたいという心理から来るものです。なぜ科学に頼りたいか、と言えば、この世界の不思議や分からないことを理解できる、と言う安心感があるからです。

人間は「何かよく分からないもの」に対しては、不安や恐怖を感じます。特にネガティブなこと(なぜ病気になるのか、など)は、そのメカニズムを知って対処をすることで安心に繋がります。

人間は安心のために生きている」とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する敵役ディオの名言とされるように、まさに人間の真理をついた言葉です。

科学によって全てが説明し尽くされる、つまりなぜこれが起きているのか、という原因と結果を明確に説明する、そこまで明示できなくても関連性を示せること=説明できることが安心なのです。

しかし科学は万能ではありません。科学で説明される世界の外側には、科学で解明されない広大な領域が実はあるのです。

ただ科学信奉に陥ってしまう人は、科学で解明される世界だけを切り取って、その世界だけで安心を作り出すため、外側にある世界に気付かない(見て見ぬふりをする)のです。

この姿勢が目覚めを止めてしまっていると言えます。

科学から見るこの世界の模式図

これまでの話について、科学と言う視点から世界の見え方を図式化したのが上のイラストです。

まず私たちが生きている社会は、基本的に左下の「科学で説明される世界=社会」であると考えます。社会が滞りなく動くためには、”訳の分からないこと”があっては困ります。

誰もがお互いに説明できることを共有し合うことでコミュニケーションが成り立つのが人間社会であり、科学は1つの共通言語とも言えます。

ただ科学もまだまだ発展途上であり、科学が挑戦する領域が「科学が扱う世界=アカデミック」です。

ここはまだ私たちが共通言語とするには、一般化が困難だったり、説明が難しいような科学的な知見の世界です。実際に科学的な研究を行っている人たちの世界がここにあたります。

科学信奉の人たちは、ここまでが世界の全てであると信じています。確かに理想的には、科学が世界の全てを解明することを目指しています。

しかし現実的には科学で解明された世界、科学が扱っている世界のさらに外側には、膨大な「科学が扱えていない世界=地球・宇宙全体」が広がっています。

”目覚める”ことは、この「科学が扱えていない世界=地球・宇宙全体」の視点に立つことです。つまり、科学が扱える領域を突破しない限り、目覚めには至らないと考えます。

しかし科学を信奉する人は、”訳の分からない”科学の外の世界を意識から排除することで、科学で構成される安心の世界に閉じこもってしまいます。そうするとますます真実・真理から離れてしまいます。

ただ科学が作り出す世界は人間の中でしか通用せず、自然・宇宙の法則はそれと関係なく、人間の社会にも入り込んできます。

自然現象の中で人間は常にさらされていますし、目に見えないエネルギーに影響を受けていることも、まだ現在の科学が十分に解明しきれていない領域です。

さらにはなぜ出会う人・出会わない人がいるのか、人は生まれ死ぬのはなぜか、そのタイミングが人それぞれ違うのは何か、と言った自然法則についてとても身近なテーマなのに科学で答えが出ません。

ただこうした問題こそ生きていく上では本当は最も重要なことのはずです。

科学信奉の人が目覚めるためには?

では科学信奉の人が、”科学で説明される世界”から飛び出し、真実・真理の世界に入る=目覚めるにはどうしたら良いでしょうか。

彼らは、本当に真実・真理に到達したいと思っているのであれば、何かきっかけが必要になります。彼らは論理的な方法では、”説明の世界”に閉じこもってしまうので、説得は不可能と言えます。

彼らが大きく変わるのは圧倒的な体験です。科学では到底説明できないような不思議な体験を、自分自身が体験すると言う機会に恵まれるかどうか、が重要になります。

それは人の生死や出会い・別れ、人生の大転換などが、自らに降りかかった時に、自分の持っている説明の枠組みを突破した時に、初めて自分の外側に広大な世界が広がっていると知るはずです。

科学信奉の人が苦手であることが多い、スピリチュアルの領域に踏み入れざるを得なくなった瞬間に目覚めの扉が開く、とも言えるでしょう。

これはよっしー自身の実体験でもあり、それについては以下の記事の中で書きました。自分自身が科学の外に通じる扉を開きたいと思うかどうか、そしてそのタイミングが来るかどうかが重要です。

ココロノネットのよっしーが”目覚めた”きっかけとなる5つのターニングポイント

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