以前このブログでは、本当に”目覚めた”のはどんな人のことを指すのか、について書きました。
”目覚める”という言葉は、単に真実に気づいた、というだけの意味ではありません。最近見かけたツイートで、以下のような一連の文章がありました。
この騒動が始まり2年半が経過しました。このメッセージは、最近お気づきの方、感覚的に違和感をお持ちの方へ届くといいなと思いながら認めます。なぜなら、私はこの2年半でとても不思議な体験をしましたし、周りの仲間に聞いても似たような体験をし、そして、最終的に同じようなところへ辿り着くため、
— 彩子/ゆいあ (@LibertaAyako) September 4, 2022
この方は、いわゆるコロナ騒動から真実を調べ始め、最終的には自分のやりたいことをして生きる、というところに至った流れが分かりやすく書かれています。
そして興味深いのは、多くの人が「最終的に同じようなところへ辿り着く」と書いている点です。筆者のも、この方と似たような道のりを辿ってきたような実感があります。
どうやら”目覚める”ことには、多くの人に共通するステップがあるようです。そこで、この記事では共通しているのではないか、と思われるステップを5つに分けてまとめてみました。
そしてなぜ同じようなステップをたどるのか、その理由についても併せて考察しました。
”目覚め”を5つのステップから考える
筆者自身の経験や他の人の経験談などをもとに、以下の5つのステップを考えてみました。
- 目覚めのきっかけ
- 情報探しへの没頭
- 不確かな情報・多様な価値観に翻弄される
- こだわりを捨てて自分軸に移行する
- 自分の生き方を貫き、仲間を作る
3.については、人それぞれ問題が違うために、起こる出来事も多様だと思います。ただ始まりと終わりのステップは多くの人に共通しているように思われます。
それでは各ステップで起きる出来事や、なぜそのステップに到るのか、について説明していきましょう。
目覚めのきっかけ
ごく普通の日常を送っていた私たちが、”真実に目覚める”には、何かのきっかけがあったはずです。
コロナ騒動がきっかけだったという人が多いかもしれません。あるいは3.11や9.11だなど、気付くタイミングは人それぞれでしょう。
始まりは「何かがおかしい」という素朴な疑問からです。今この世界で起きていることはいったい何なのだろう、と感覚的に気づくタイミングがあったはずです。
コロナ騒動はとりわけ分かりやすいきっかけでした。普通に考えれば、ちぐはぐな対策がなぜまかり通っているのか?と当然思うはずです。
公的なデータを少し調べただけでも、そのおかしさは明らかです。いったいこの世界はどうなっているのだろう、真実を知りたい、と思うようになります。
情報探しへの没頭
疑問を解消しようと、次々と情報を調べる段階に入って行きます。きっかけとなった出来事以外についても、情報を調べるようになった人もいるでしょう。
そして調べるほどに、表のニュースで報道されていることと、真実は全く異なるという驚きの事実が明らかになっていきます。
しかし周りにはテレビの情報を信じている人ばかり、身内にすらもこんな話はできない、と孤立した気持ちになった人も多いことでしょう。
その一方で、調べていくと、多くの出来事は裏で繋がっていることに気付き、情報を調べるのが楽しく感じた人も多いと思います。
また情報を探すうちに、SNSでは同じ真実を知って発信している人がいることが分かります。オフ会や講演会などに参加し、現実に同じ関心を持った仲間ができた人もいるでしょう。
周りに理解してくれる人はいなくても、情報を探すのが楽しい、分かりあえる仲間といると楽しい、という段階です。
ここまではきっと純粋に情報探しを楽しめる段階だと思います。
不確かな情報・多様な価値観に翻弄される
しかしこれまで楽しく情報探しをしていたのに、だんだんと面倒なことが起きてきます。あまりに多くの情報、そしてあまりにいろんな考え方の人たちにのみ込まれてしまうのです。
まずは情報の多さ、そして不確かな情報の多さに翻弄されます。フェイクを信じてしまってがっかり、と言うことも多々あります。
そうすると、情報の真偽をしっかり見極めよう、と考えるようになります。
しかし「本当なのか?」と疑い始めると、不安な気持ちが強くなってきます。そうすると、もっと良い情報はないか、とさらに情報を求めて彷徨うことになります。
その最たる例が、講演会をあちこち渡り歩く、”講演会ジプシー”というべき人です。
ただ、そもそも裏側で起きていることについて、本当に正確な情報を知ることはほぼ不可能なことです。
ですので、「何を信じたらいいんだろう」「この先どうなってしまうんだろう」と不安な気持ちは、情報を集めても解消せずに、膨らんでいくばかりなのです。
また、同じように真実を知った人たち同士でも、争いが起きてしまうことがあります。その原因は、真実は絶対に1つだけだ!という考え方です。
しかしコロナの問題1つとっても、感染対策やPCR検査、ワクチンなど1つずつについて、信じている情報の違いから、見解の相違が生まれてきます。
せっかく分かり合えると思った人たちだからこそ、なんで分かってもらえないんだと、説得しようとししたり、喧嘩になったりしてしまうのです。
このように、これまで自分が主体的に情報を探していたはずが、情報に飲み込まれ、価値観の違いの中でぶつかり合い、疲弊していくという問題が起きてきます。
問題の起こり方は様々で、「○○の言うことは信用できない」とか「○○に騙された」と言い始める人が出てきたり、ネガティブな情報が出てくるとすぐに不安になったりと言う人もいるでしょう。
筆者はこの段階にとどまってしまっている人が実は多いのではないか、と思っています。そして本当の”目覚め”の段階は、この次からなのです。
※「本当ですか?」が口癖の人は真実にたどり着けない!? – 不確かな情報の受け止め方とは
こだわりを捨てて自分軸に移行する
不安な気持ちや、誰かに対する怒りの気持ちが続くことが心地好いはずはありません。ここから抜け出すためにはどうしたら良いのか、とあれこれ考えるのではないか、と思います。
そして、最初に目覚めのきっかけがあったように、何かがきっかけでもう1つ大事なことに気づくタイミングがやってくるはずです。
それは、外で起きていることではなく、自分自身はどうなんだ?という自分への注目です。
先に書いた、不安や気持ちや誰かに対する怒りが起きるのは、自分の外にあるものに影響を受けすぎていることに理由があります。
確かに、”真実を知る”ことは、自分の外の世界で起きている事実に目を向けることのように一見思われます。
しかし情報によって不安になるのは誰でしょうか。それは紛れもなく自分自身であり、不安な気持ちは自分の中にあるものです。
まずここに気づけるかどうかだと思います。
また多様な価値観に翻弄されるのも同じことです。どうしても同じ真実という共通項があれば、簡単に話が合うはずだ、という思い込みが生じてしまいます。
しかし同じ事実を見聞きしたとしても、その捉え方は人によって違うものです。知性のあるなしなどは関係なく、その人自身がどう捉えるか、という問題なのです。
ですので、結局外にある情報を、自分はどう捉えるのか、という自分軸を持つことこそ、周りに翻弄されないために重要なのです。
この捉え方の変化は、人によっては大転換になると言えるでしょう。なぜなら、外にあるものを基準にする、ということは、これまでの社会で良しとされてきた客観的な思考だからです。
むしろ、自分を中心に捉えることは主観的で、排除すべきだと教わってきました。しかしこれこそが3次元世界での思考であり、自分を苦しめる思考のあり方なのです。
そうではなく、自分の周りに広がる世界は自分自身が決めている、という最も重要な真理に気づくことが、5次元思考への第1歩です。
自分の外で起きていることにばかり目を向けるのではなく、自分の内側で起きていることに目を向けるのが、この段階です。
そしてここが、3次元思考・5次元思考の分かれ目だと考えています。この3次元思考を脱却できるかどうか、がさらに次の段階に進むためのカギとなります。
※なぜ政治・経済の変革と、”次元上昇”を結びつけて考えるのか? – 3~5次元世界の筆者の考え方
自分の生き方を貫き、真の仲間を作る
外の世界で何が起きているか、ということよりも、自分の心の中で起きていることに注目していくと、自分自身の人生が大きく変わっていきます。
自分の軸ができてくると、自分がどう生きるか、と言うことが重要になってきます。この先どうなっていくのか、と情報ばかり集めていたのもやめるようになります。
なぜなら、この先どうなっていくのか、は自分自身が決めることだからです。周りがどうなろうが、自分は自分と言う感覚があれば、何も心配することはありません。
もちろん情報を集めることをやめる、と言うわけではありません。しかし個別の情報に振り回されることがなくなり、自分の軸で情報を見極められるようになっていきます。
「GESARAは起きるのか、起きないのか」と言っている人たちがいます。残念ながらその考え方自体が、自分の外に軸を置いた考え方です。
世界がどうなろうが、自分が幸せになる道を選ばない限り、お金から解放されたとしても、結局は幸せになれないままになってしまいます。
そして自分にとって明るい未来を描くことで、その通りの道が作られていくのです。このように今起きていることを追いかけるのではなく、自分自身が道を作っていく感覚が大事です。
また5次元思考は愛と調和と言われますが、自分も、そして他の誰かも今より幸せになる未来を願い、自分に何ができるかを考えるようになるでしょう。
そんなともにワクワクできる仲間ができてくるはずです。それは真実に目覚めた頃の、”情報”でつながった仲間とは違うものです。
つまり自分の外にあるものでつながったのではなく、内側にあるものでつながっている感覚です。
目覚めが加速すればするほど、このようなスピリチュアルな領域に入っていきます。それは5次元思考においては必須の側面であると思います。
情報を探していたはずが、いつの間にか自分の好きなことをやるようになっていた、と言うのが目覚めの1つの終着点であり、同じようにワクワクできる仲間ができてくるはずです。
それぞれが自分自身の軸を持って生きているからこそ、お互いを尊重し、価値を認めあえる存在です。5次元の思考では、そのために争いのない世界だと言われています。
まとめ
今回は”目覚める”と言うことについて、多くの人に共通しそうな5つのステップを考えてみました。
ここまで見てきたように、真実に目覚めるということは、最初は事実を知ることから始まりますが、次第にいかに生きるか、ということに関心は移っていきます。
それは当然のことで、私たちがなぜ真実を知りたいのか、その目的を考えてみてください。
それは今起きているおかしな仕組みが変わることもそうですが、私たち自身がいかに幸せに生きるか、ということではないでしょうか。
私たちが大きな仕組みについて、情報を得ることはできますが、1人でその仕組みを変えることはできません。
仕組みに騙されていることに無自覚に生きるところから、それを知った上で、いかに自分らしく生きていくか、というプロセスをたどっているのだと思います。
つまり私たちができることは、考え方・心のあり方を変えていくことだ、とどこかで気づくはずなのです。幸せな生き方をする人が増え、仲間が増えることが、より良い未来を創ることだと思います。
そのため、3次元から5次元思考への転換が、何かしら「問題」と言う形でその人の前に現れてくることでしょう。そこでしっかり問題に向き合ってこそ、真の目覚めに向かうことができるのです。
ありすママファミリーのイベントも、少しずつ内容が変わってきています。情報発信から、仲間作り・交流を目的とした会が増えてきました。
それは今回述べたように、情報を追いかける段階から、自分軸をもって仲間を作る段階に入ろう、というメッセージなのです。
変わっていくタイミングは人それぞれです。そのためお話し会も続けてはいきたいですが、ぜひ真の仲間作りのため、交流会にも足を運んでみてはいかがでしょうか。
私たちも次の段階へと進んでいますので、皆さまも目覚めを加速させてまいりましょう。
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